秋分の日 お彼岸ならでは開運法




不思議と惹きつけられる花、彼岸花。

曼珠沙華とも呼ばれています。

写真は、先週北鎌倉東慶寺で撮ったものです。






彼岸とは、悟りの世界、いわゆるあの世のこと。

反対側にあるのは、煩悩と迷いの世界、つまりわれわれが存在しているこの世のこと。

それを此岸(しがん)といいます。



彼岸の中日にあたる春分の日と秋分の日は、昼の長さと夜の長さがほぼ同じになります。

太陽が真東から昇り、真西に沈みます。



仏教では、はるか西の彼方に補陀落(ふだらく)という極楽浄土があるといわれ、太陽が真西に沈む春分の日と秋分の日は、はるか大昔から特別な日とされてきたと思われます。



開運法のひとつとして、橋やトンネルをなりたい自分を願いながら渡るというものがあります。



そう、こちら側からあちら側に狙い(願い)を定めて渡りきる!ということ。



新宿十二社 熊野神社には、末社として大鳥神社、稲荷神社、そして弁財天社があり、その弁財天社は東西の向きに橋がかかっている!とすぐさま思い浮かびました。





1600年代、十二社のあたりには大きな池と、滝があったと記録されています。

当時の池と滝は埋め立てられましたが、現在の弁財天社にも小さな池と滝があるんです。






とても短い橋なので、すぐ渡り切りました!

もう少し長い橋を渡ろうと思い、その後神田川にかかる栄橋を渡ってみたんです。






渡り切ったその先の道に、驚くことに彼岸花が咲いていました。

それも、初めてみるきれいな黄金色!



彼岸花の別名、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味。



天界に一面に咲く、黄金色の曼珠沙華を想像せずにはいられませんでした。






来年3月の春分の日には、橋やトンネルを見つけて渡ってみてください。

あちら側にいるなりたい自分を願いながら。





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