筆文字コワーキングスペース開放デー
筆文字コワーキング?
なにそれ?ですよね。
年末、大掃除に買い出しにととにかくいつもにも増して忙しい時期です。
年賀状講座に参加して、年賀状書く気満々なんだけどどうもひとりだとだらけちゃって一向に進まない…。
年賀はがきを広げて筆ペンのインクを乾かすスペースが狭くて、はがきを汚しちゃってがっかり…etc.
要するに、そんな悩める筆文字大好きさんたちに場所を開放しちゃいましょうという企画をえいやっ!で実施したのであります。
前々から、書く時間・書く場所の提供ができないかってずっと考えていて。
Mさんが、「先生が場所を借りてもらって、みんなに書く時間を提供してもらえないでしょうか…」って提案をしてくれて。
どうせやるなら出入り自由にして気軽に来てもらおうと。
急だったこともあり、Facebookの「かなすふでぃ筆文字研究会」(非公開)グループで募集しました。
みんな忙しいだろうし、なによりコロナウイルスが拡がっているのでどうかなぁって不安はありました。
誰も来なかったりして~、でもそれならそれで提案者のMさんとわたしとで宛名書けばいいよねと思っていたら…。
お顔出しの方も含めて、4名もお越しくださったのです。
場所をフリーで貸し出し、なにを描いても、はっきり言ってなにをしてもOK!
その方の自由にしてもらえればそれで十分。
そんな気持ちでいました。
でもね、みんな真面目に書く時間に使ってくれました。
意外にも、うーん想定内?みんな最初にとりかかったのは宛名書き!
手書きかどうか、宛名が一番物語ってくれますからね。
それに、宛名書きは文字数多く時間がかかり、かつ集中力が求められるところなんですよね。
漢字間違えちゃいけない、番地間違えちゃいけない、名前間違えちゃいけない、そう思えば思うほどわかっているのに間違えちゃったりしてねぇ。
郵便番号の数字はあるわ、住所や名前は今まで一度も書いたことのない難しい漢字だったり、マンション名は書き慣れてないカタカナのオンパレード。
宛名セミナーで詳しく教えているのとは別の観点から、気の持ちようとか、ちょっとした声かけ叱咤激励しながら、その場の空気を和ませつつ、ぐっと集中力を高める方向へナビゲート。
相乗効果で、気が付けばみんな相当枚数仕上げていらっしゃいましたよ。
50枚くらい宛名を書いた上に、なんと裏面(本当はこっちが表なんでしょうけど)まで!
両面50枚の強者現るでした。
みんなでその場で書くことで力がより発揮される。
もともと持ってる力が引き出される。
その姿を見ているのは、この上ない喜びなんですよね。
わたしはと言えば、叱咤激励(冷やかし)の合間にちょろちょろっと20枚ほど宛名を書き、自分の内職的なことを少々。
スペースの開放時間は4時間だったのですが、あっという間でした。
実はもっと長くてもよかったくらい。
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