築地波除神社 夜の枝垂れ銀杏
照明があるので、そんなにこわくはない。
ただ、あまり遅い時間には行かないように。
そこは気をつけて。
わたしが参拝したのは午後5時半頃。
朝は築地7丁目の交差点からこんなふうに波除神社が見える。
豊洲市場ができてから、建物が取り壊されこんなにも見通しがよくなった。
昔のように活気のある築地が戻ってくるかどうかはわからない。
しかし、波除神社は変わらずに築地のまちを見守っている。
御神木の枝垂れ銀杏が、今年も見事に色づいている。
来年、再来年も変わらず。
ずっと。そこに在る。
人がいようがいまいが、色づきの時を迎える。
大祓の茅の輪をひとりくぐる。
誰にも邪魔されない、ひとりの時間。
怖さやさみしさはない。
あるのは心の平安。
わたしはいまここにいる。
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