藤井聡太七段が棋聖奪取 17歳最年少タイトル
将棋の世界には、普段わたしたちが使わない難しい言葉がたくさんあります。
将棋のルールの他にも???な言葉がたくさんです。
棋聖奪取とあるが、棋聖(きせい)ってなに?
棋聖(きせい)は、囲碁・将棋において優れた才能を示した者を尊ぶ呼称で、囲碁では本因坊道策・本因坊丈和・本因坊秀策の三人を指し、将棋では天野宗歩を指す。
現在では、囲碁・将棋それぞれの棋戦優勝者の称号(タイトル)の一つになっている。
それから、記者会見で藤井聡太七段が掲げていた色紙に、「初戴冠」と揮毫(きごう)されていました。
戴冠ってなに?、戴冠式の戴冠かな?
戴冠(たいかん)とは、
頭に冠をいただくこと。特に、君主が即位したしるしに初めて宝冠を頭にのせること。
要するに、頭に冠こそ乗せてないけれど、棋聖というタイトルを初めて取ったってことなんですね。
だから、「初戴冠」と揮毫したのかぁ。
そうそう、揮毫(きごう)も普段は使いませんね。
揮毫(きごう)とは、毛筆で何か言葉や文章を書くこと。「毫(ふで)を揮(ふる)う」からこの語がある。
広義には筆で書かれていればすべて揮毫といえるが、一般には著名人や書家などが依頼に応じて書いた格言や看板の文字について言うことが多い。有名な揮毫になると高値で取引されることもある。天皇や皇帝が書いたものは「御筆」として丁重に扱われる。大衆の前で揮毫を披露する事を「席上揮毫」と呼ぶ。
将棋は国技ではありませんが、伝統的な競技には違いないですよね。
その将棋の世界での、最年少タイトル獲得記録更新!
あの穏やかな、今どきでない少年の頭の中はいったいどうなっているんでしょうか。
10年20年30年経っても、あの穏やかな語り口のままでいてほしいですねぇ。
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