安西水丸展「1本の水平線」伝筆描き方のヒント
1本の水平線
筆ペンですーっと線を引く。
わたしの伝筆作品に結構な頻度で登場する線。
無意識で線を引いていたが、それに理由付けをしてくれた作品に出会った。
安西水丸は、イラストレーターとして、村上春樹などの本の表紙や挿絵、絵本、漫画、広告など多方面で活躍しました。画面を横切る1本の線を「ホリゾン(水平線)」と呼び、ホリゾンを引くことで、コーヒーカップや花瓶がちゃんとテーブルや出窓に置かれているイメージが出せると語っています。本展では、ポスターや挿絵などの中から、安西がホリゾンにこだわった作品を集めました。「一直線にイラストレーターになった」という安西の作品世界をご堪能ください。
「線引き」
なるほど、わたしは無意識にホリゾン(水平線)とやらを引いていたということか。
展示の中に、2色に絞って描いたものが並んで3作品あり。
美しさが際立っていた。
シンプルなものは、人を惹きつける。
証明してくれているようで、なんだかうれしくなった。
安西水丸展「1本の水平線」
会 期
2019年6月3日(月)~8月23日(金)
開催時間
午前10時~午後6時(土・日・祝日は午後5時まで)
会 場
ノエビア銀座ギャラリー
東京都中央区銀座7丁目6番地15号
●丸の内線・日比谷線「銀座駅」から徒歩5分
●銀座線「銀座駅」から徒歩8分
●JR・銀座線「新橋駅」から徒歩5分
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