無花果を見ると思い出す
イチジク、
漢字で「無花果」と書くと知ったのは、中学生の頃です。
その時代、今では考えもつきませんが、交換日記が流行っていました。
流行りに乗って、私も仲良しと毎日ノートにあーだこーだ書いては交換しておりました。
そのやりとりの中で、仲良しから“いちじくは無花果って書くんだよ”と教えてもらったのです。
昨日のことはすぐ忘れるのに、何十年も前の交換日記の内容を覚えているなんて、
若さって素晴らしいですね。
実家のすぐ前に小さな川が流れており、そこにそれは見事な無花果の木がありました。
夏から秋にかけて、椋鳥より先に熟れた無花果を採ることに興じていましたね。
もうその木はないのですが、畑に植えた無花果の木が毎年実をつけてくれています。
今年の夏も帰省した際に、採りたての無花果をいただきました。
無花果を見ると、故郷のいろんな思い出が蘇ります。
自分の心にある、形のない想いや気持ちを、伝筆(つてふで)という見える形にして、大切な人へ、大切に伝えます。
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