伝筆、上達したいなら…
「伝筆らぼ」は伝筆協会の公式ブログです。
納得!な内容ばかりで、いつも楽しみにしてます。
伝筆らぼの内容をもとに、自分の記事が毎日書ける!そんな感じです。
こちらの記事も冒頭から、クスッと笑いが漏れました。
侑季先生の作品らしいなーカッコいいなー、と「真剣勝負」のはがきを見ていたら、
ん?なんか漢字違ってないか?と思い、よく読んだら、書いたのは事務局の小塚さんの字だったというオチ。
かねてから侑季先生と小塚さんの文字はすごく似てるなーと思っていました。
しかも、ちょくちょく漢字を間違えるところまで似てるんですから。おかしくって。
というわたしも、ちょくちょくどころかしょっちゅう漢字やアルファベットの綴り間違って書いてます。てへっ。
最近、生徒さまからどうしたら上手くなるかと聞かれることが多くて。
どのくらい練習したら、先生のように書けますか?とも聞かれたばかり。
“わたしも最初は下手でした、数稽古しかないです”とお答えしているものの、どうも生徒さまに伝えきれていないような気がして。
その答え、侑季先生がこう表現されています。
「練習して、上手になってから、人に渡します」という方がいらっしゃるのですが、練習の100枚より、差し上げた100枚の方が、ぐぐ〜〜んと、筆ペンで文字を描く力は上がります。
一発勝負で相手に差し上げる。
それぐらいの緊張感が、伝筆でもいいんですよね。
真剣勝負。
そんな気持ちで、一枚のハガキに臨んでみる。
上手くなりたい、向上心があるのはとても良いことなんです。また、なくてはいけないとも思うんです。でも、そこだけにとらわれていると楽しくなくなってしまいます。
伝筆、自分のものだけにしておかず、どんどん人に差し上げてください。
手元に置いておいても、誰も喜んでくれません。誰も喜ばせてあげられません。
わたしも伝筆を始めた頃から、侑季先生の教え通り、ずーっとぶっつけ本番ではがきを書いてきました。
ほぼ、はがき以外の紙に練習しませんでした。
はがきが練習と本番をかねていたわけです。
とにかく出したい人にぶっつけ本番で書く!
真剣勝負で書く!それを繰り返して、今があります。
最初の1、2か月は何枚出したか数えていましたが、途中で面倒くさくなって数えるのはやめました。
数えることが自分にはストレスだったからです。
もちろん、いまでも常にぶっつけ本番を続けています。
ぶっつけ本番で書いて出した枚数は、1000枚はとっくに超えているはずです。
上手になりたい人は、騙されたと思って、実行してみてください。
最初は1枚書くのにすごく時間がかかりますが、ちょっとずつちょっとずつ早くなり、気がついたら、すらすらさらさら書けるようになっていますから!
文字を描くのに年齢制限はありません。
50の手習いと言われるように、
50歳からでも60歳からでも「生涯の技術」として、伝筆をはじめていただけます。
英語版Lesson2、中級セミナー(ひらがな編・漢字編)、宛名セミナーは初級セミナーを修了された方が対象ですので、受講したい方は先に初級セミナーを受けてくださいね。
一般社団法人伝筆協会認定講師
なみおか恵美
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