牡蠣殻のお導き かきがら稲荷大明神
鎌倉の西方極楽浄土と謳われる長谷寺には十一面観音菩薩様だけでなく、弁天様、大黒様、そして稲荷様もいらっしゃいます。
鎌倉長谷寺の御本尊「十一面観音像」は、721年(養老5年)、徳道の願いによって彫られた二体の観音像のうちの一つです。
一体は奈良の長谷寺に安置されましたが、もう一体は有縁の地で人々を救うようにと、行基によって海に投げ入れられました。
それから15年後、体に付着した「かきがら」の導きで、三浦半島の長井の浦に観音像が流れ着きました。
その後、鎌倉に移されて長谷寺に安置されたということです。
なんと!15年も波間を漂泊していたとは!
驚きです。
わたしの頭の中に、映画「十戒」の映画史上屈指の名シーンとなった「モーセの海割り」がドーン!
単細胞です。
当山本尊の縁起譚に付随する伝承として、本尊が海中を漂流していた際、その御尊体にかきがら(貝)が付着し、漂う尊像を長井浦へお導きしたという話が伝えられております。その「かきがら」を珍重し、お祀りしたのがこの稲荷社であります。鐘楼脇を抜けると、信者の方々が奉納した赤い幟旗が目に付くかと思います。
ですので、かきがら稲荷大明神様には、観音様を当地に導いた「牡蠣殻」に願目を書いて奉納する「かきがら絵馬」という、とってもユニークな絵馬があるんです。
アップの写真をお示ししたいところですが、個人情報満載ゆえ控えておきます。
訪れた日は絵馬を奉納する時間が取れず、次の楽しみにとっておいてあります。
長谷寺にいらした際は、豊楽に導いてくださる、かきがら大明神様も忘れずおまいりしたいものですね。
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渋沢栄一翁とゆかりの深い七社神社、禰宜の和田様からどのようなお話が聴けるのかすごく楽しみですね。
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