紫舟と書のワークショップ Love Letter Project’20
恵比寿へ。
昨年は台風で中止となったのでした。
そうだその日は知り合いのダンスイベントも中止になったんだったっけ…と向かう途中振り返ってしみじみしました。
あれからもう一年経ったんだ…。
ワークショップとは別に紫舟さんの作品も展示されており、大変見応えがありました。
それはそれは大迫力で、ずっと観ていたい大作がずらり。
写真撮影OKとなっているところも、非常に好感が持てます。
出し惜しみしていないというか、どうぞ観ていってくださいと懐の深さを感じます。
さりげなく置かれた紫舟さんの道具類。
もうこれだけでうっとりしてしまいました。
そして、もともとおきれいな方ですが、ご本人のたたずまいの美しさは一昨年と変わらないというより、ますます磨きがかかって眩いばかりでした。
余計なことは一切話さない。
筆ひとつであらゆるものを表現できる方が扱う言葉は、シンプルで無駄がない。
最小限の言葉でわかりやすく最大限に伝えていらした。
学びの大きさは計り知れないワークショップでした。
これほど時間をかけて、ひとつの作品に向き合い、描く時間を持つことはほとんどありません。
夫に向けたラブレターは、自分自身に向けられた言葉だと思います。
手軽ではない書の世界、ここにもっと身を置いていたい。
筒状にして持ち帰った大きな大きなラブレターは、誰の目にも触れることのないままずっと家の片隅にあることでしょう。
でも、わたしは知っています。
それだけで十分なのだと。
<ただいま募集中>
🍁11月15日(日)
13:00~17:00@中野
<まもなく募集開始>
🍁11月29日(日)
午後@中野
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