台風と宮古島あららがま魂



台風13号は宮古島に大きな被害をもたらしました。





台風慣れしている宮古島の人々も、この台風には相当ビビったそうです。

Instagramなどで動画を観ているだけでも、怖かったです。

その渦中で、台風が過ぎ去るのを待つしかない時間…。

どんな想いで過ごされたことか。



そして、台風が過ぎ去ったいま、被害の大きさが知らされ、これからがまた大変なご苦労をされると思うと、胸が痛みます。



今日は父の誕生日で、久しぶりに三重県の実家へ電話を入れました。

宮古島と同時期、三重県も大雨の報道がなされていましたが、実家は大丈夫だろうと高を括っていました。

聞けば、きわどいところまで水がきていたとのこと。

近所の家は床下浸水したと。



宮古島には「あららがま魂」という言葉があります。

宮古島方言で、自らの力で苦しい環境に立ち向かうことという意味を持っています。

わかりやすく言うと、不屈の精神です。



アララガマの意味

沖縄県の宮古方言にアララガマ精神があるそうです。共通語にすると「不屈の」の精神、「何くそやるぞ」だそうです。今日はその語源と思われる言葉を見つけました。「島」には「狭い、小さな」「土地」しかありません。

「alal=alar=土地=アララ」「ガマ=細い、狭い、小さい」です。宮古島のような「狭い、細い、小さな島、土地」で生まれた発想、精神が「アララガマ」と推測されます。

「土地を相手に生きる糧を作る人、農民」の精神こそ宮古島で生まれたアララガマ精神と推測されます。本島を含めた沖縄方言の「ガマ」には「小さな円形の洞窟」の意味があります。

若い女性の「腰回り」を良く見たら良く分ります。その「細い括れ」は「小さな=ガマ」「ク=躯」です。躯体の中の「細くて円い」部分です。

人間は「逆境の時」には「小さくなっても良い」から「gama=ガマ」ン、「我慢する」必要があります。大器晩成と言われたいならば、我慢する必要がある時には「アララガマ」精神

で「我慢する」必要があるでしょう。



こちらは2年前のブログです。



宮古島へ行って、台風後の片付けを手伝うことができないのであれば、どうしようか。

作業の合間に、ホッと一息ついてもらえるよう甘いものでも送らせてもらおうか。

いま、そんなことを考えています。





かなすふでぃ 東京/沖縄の筆文字講師 筆ペンで愛のムチ

筆ペンを使って書き方のコツをリアル&オンラインで教えています お礼状、誕生日カード、年賀状、暑中見舞い、プレゼントに添えるメッセージカード、宛名etc. 手描きだったらさらに想いが伝わります あなたのぬくもりを感じる手描きだから喜ばれるのです!