暑さやわらぐ伝筆暑中見舞い
真夏日、熱帯夜が続いています。
暑中見舞い状は、暑さが厳しい時期にお届けするもの。
いままさに、その時ですね。
一昨日、「夏の暑さをしのいで候」と書かれた暑中見舞いのはがきをいただきました。
涼し気な水玉模様が水筆で添えられており、とっても素敵でした。
涼しさを誘ういい言葉なので、ご本人に書いてみてもいいですか?とお伝えしました。
どうぞどうぞとお返事いただきました。
Aさん、いつもありがとうございます。
Aさんは縦書きでしたので、横書きに。
しのいでは漢字にしてみました。
夏の暑さを凌いで候
珊瑚のポストカードホルダーに立ててみました。
ちょっと涼しくなっていただけましたか?
“凌ぐ”、“候”という言葉を置き換えると、「涼しくお過ごしください」となりますね。
伝筆でひとときの涼、摂ってみませんか?
暑中見舞い状の期間は立秋の8月8日まで。
立秋以降、8月末から9月上旬頃までの残暑の厳しい時期は、言葉を変えてくださいね。
「残暑お見舞い申しあげます」と書いてお届けしましょう。
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