沖縄慰霊の日
6月23日は、沖縄では”慰霊の日”に制定されています。”慰霊の日”とは、太平洋戦争で、地上戦が繰り広げられた沖縄で、組織的な戦闘が終わった日とされる日です。戦没者の御霊を慰め平和を祈る日として、沖縄では休日と定め、沖縄の公立の学校などは休みとなっています。
慰霊の日の式典が行われる6月23日の正午前後に大雨となったのは、1989年。式典会場から近い、南城市糸数(なんじょうし・いとかず)で12時台に19ミリの雨を観測し、24時間で48ミリの雨となりました。
今年は1989年以来、30年ぶりにまとまった雨となるおそれがあります。
大好きな沖縄には、かなしい歴史があります。
わたしが生まれる20年ほど前のこと。
いまだ、かなしみは癒えることはありません。
この先もずっと。
こうして生かされているわたし、そしてわたしたちにとっても、
平和の尊さを今一度見つめなおす、慰霊の日であるのではないでしょうか。
正午、南西の空にからだを向けて、東京から黙祷したいと思います。
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