時間に限りのあることを知る清明の日
清明とは二十四節気の一つ。
太陰太陽暦の3月節 (3月前半) のことで,太陽の黄経が 15°に達した日 (太陽暦の4月5日か6日) に始り,穀雨 (黄経 30°,4月 20日か 21日) の前日までの約 15日間であって,その頃季節的にすがすがしい南東の風が吹くので,清明と名づけられた。
4月5日頃 清明とは「清浄明潔」の略で「万物ここに至りて皆潔斎にして清明なり」という意味があります。間単にいえば「満開の桜をみると、全てのモノが生き生きしているように見えるなぁ。さあ、花見だ!」ということでしょうか。この頃南の地方には、越冬のためツバメが渡ってくるようです。
はとば公園から勝どき橋を望む。
桜の枝が張り出し、絵になる風景です。
心躍る春のひとコマ。
気持ちも風景も生き生きと。
伝筆に表すとこんな感じになりました。
桜、そして大好きな先輩との別れのときが近づいています。
大切なもの、大切な人との時間に限りのあることを知る、清明の日。
自分の心にある、形のない想いや気持ちを、伝筆(つてふで)という見える形にして、
大切な人へ、大切に伝えます。
文字を描くのに年齢制限はありません。
50の手習いと言われるように、50歳からでも60歳からでも「生涯の技術」として、
伝筆をはじめていただけます。
一般社団法人伝筆協会認定講師
なみおか恵美
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