光陰矢の如し
あと一週間もすれば冬至だというのに…、年賀状書きは着手さえできていない!
気持ちは焦るばかり。
年賀状書きすらできていないのに、一日一日、昼間の時間が短くなっていくのを感じながら、冬至を境にもう一つ新しく日々続けられることは何にしようか考える日々。
「光陰矢の如し」の意味は「月日が過ぎるのは矢のように速い」
「光陰矢の如し(こういんやのごとし)」とは、「月日が過ぎるのは矢のように速いこと」の意味でたとえとして使われます。
「光陰」とは月日や歳月または時間という意味です。「光陰を惜しむ」などと使われることもあります。
「光陰矢の如し」の格言の意味は「放った矢のように時間は戻ってこないこと」
「矢の如し」とは「矢のように」という意味です。月日の過ぎるのは放たれた矢のように早く、また二度と戻ってこないものだ、という取り戻せない時間を大切にしたいという教訓として使われます。
つまり、時間を放たれた矢のようだ、と「光陰」と「矢」をあわせて表現しているところがこの格言のポイントになります。
今朝、実家へ電話をかけて、母の声を聞いて言葉の意味を噛みしめながら筆ペンを走らせました。
自分なりに、時間を大切にしたいと思うのでありました。
「白駒の隙を過ぐるが如し(はっくのげきをすぐるがごとし)」とは、馬が通り過ぎるのを隙間から一瞬見るかのように人の一生は短いものだという格言です。「人生は白駒の隙を過ぐるが如し」という場合もあります。「光陰矢の如し」と同じ意味で用いられます。
※年賀はがきはインクジェットのものが多く出回っていますので、インクジェットの紙に描いてみました。
自分の心にある、形のない想いや気持ちを、伝筆(つてふで)という見える形にして、
大切な人へ、大切に伝えます。
文字を描くのに年齢制限はありません。
50の手習いと言われるように、50歳からでも60歳からでも「生涯の技術」として、
伝筆をはじめていただけます。
一般社団法人伝筆協会認定講師
なみおか恵美
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