浅草フランス座演芸場東洋館
浅草フランス座演芸場東洋館、そうあのビートたけしさんが若かりし頃エレベーターボーイをされていたところです。
ひょんなことから、そこで落語と漫才を聞く機会を得ました。
前々からずっと、一度は聞いてみたいと思っていたので念願が叶いました。
東洋劇場の舞台では、渥美清、長門勇、由利徹、東八郎などがコメディを演じ、人気を博しました。
また、東洋劇場のオープンとともに、浅草フランス座がビルの4 階と5 階に移動しました。同時にエレベーターが設置されたのですが、後にエレベーターボーイとして雇われるのがビートたけしなのです。
落語は日本の伝統芸能であり、演芸のひとつです。
落語とは、落ちのある「落とし噺」から生まれた言葉だそうです。
この日は、落語だけでなく、「色物(いろもの)」と呼ばれる漫才もありました。
ホンキートンクというコンビがめちゃくちゃツボにはまって、大爆笑でした。
調べてみると、ロケット団、ナイツ、宮田陽・昇を加えた4組で「漫才協会の四天王」と呼ばれ、たくさん賞もとっている実力派でした。
しかし、わたしはこの日まで全然知りませんでした。
当然噺が上手くて面白いので、すっかり名前を覚え、ファンになってしまいました。
これこそ、百聞は一見に如かずの典型ではないでしょうか。
伝筆も認知度が徐々にではありますが上がってきており、いろんなことが耳に入ってくるようになってきました。
インターネットでいくらでも調べられるし、わたしのような伝筆作品の画像は容易に目にすることができます。you tube で動画もアップされていますしね。
それでも最終的には、自分の目で実際に見て、確かめてみるしか本当のところはわかりません。それが噺の落ちです。
“おあとがよろしいようで”で締めようと思っていたら、お恥ずかしいことに誤用でした。
それこそ噺の落ちですね。
複数の人数で行う落語会、寄席などで使われる言葉です。
『おあと』=『お後』=『お次』=『次の順番の人』、ですので、「お次の方の登場する準備が整いましたので、私の出番はこのくらいにして、交替させて頂きます」という事です。
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